
はじめに:実践のビジネス英会話は、型を覚えれば怖くありません
「会議で英語になると、頭が真っ白になります」
「教科書の英会話はできるのに、仕事の場面では言葉が出てきません」
実践 ビジネス 英会話 を探しているあなたは、そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
安心してください。仕事の英会話は、決まった形(型)をいくつか覚えるだけで、ぐっと楽になります。むずかしい言葉を使う必要はありません。仕事で使う英語は、実はとてもかんたんな言い方が中心だからです。
この記事では、次のことをお伝えします。
- ビジネス英会話が「日常英会話」とちがうところ
- 場面別に使えるかんたんなフレーズ
- 実際に話せるようになる練習方法
- 1日15分から始める勉強のスケジュール
小学生の方にも伝わるように、やさしく説明します。最後まで読むと、明日の仕事から使える英語が見つかります。
※この記事で紹介する英語の言い回しは、場面や相手によって合う・合わないがあります。参考にして、ご自身の職場に合わせて使ってください。
ビジネス英会話は日常英会話と何がちがうのか
実践 ビジネス 英会話 を身につける前に、「日常の英会話」とのちがいを知っておきましょう。ちがいがわかると、勉強の方向がはっきりします。
ちがい1:丁寧さが大切になる
友だちとの会話では、「Give me that.(それちょうだい)」のように言っても通じます。でも仕事では、「Could you pass me that?(それを取っていただけますか?)」のように、やわらかく頼むことが大切です。
日本語でも、「それ取って」と「それを取っていただけますか」では、ずいぶん印象がちがいますよね。それと同じです。
ちがい2:目的がはっきりしている
仕事の会話には、「会議で意見を言う」「お客さまに説明する」「予定を決める」など、目的があります。目的がはっきりしているので、使う言葉もだいたい決まっています。
ちがい3:むずかしい英語はいらない
多くの人が「ビジネス英語は、むずかしい言葉を使う」と思っています。でも、実際に職場で役に立つのは、中学校で習うようなかんたんな英語がほとんどです。
たとえば、次の言い方はどれも中学英語の知識で作れます。
- I have a question.(質問があります)
- Let me check.(確認させてください)
- That sounds good.(それはいいですね)
つまり、かんたんな英語を、場面に合わせて、丁寧に使えるようになることが、実践のゴールです。
【場面別】そのまま使えるビジネス英会話フレーズ
ここからは、仕事でよくある場面ごとに、使いやすいフレーズを紹介します。声に出して読んでみてください。
あいさつ・自己紹介
初対面のあいさつは、短くてかまいません。
- Nice to meet you. I'm Tanaka from ABC Company.(はじめまして。ABC社の田中です)
- I work in the sales department.(営業部で働いています)
- I look forward to working with you.(ごいっしょに仕事できるのを楽しみにしています)
会議で意見を言う・質問する
会議では、「自分の考えを短く言う」ことが大切です。
- I think this plan is good.(この計画は良いと思います)
- I have a question.(質問があります)
- Could you explain that again?(もう一度説明していただけますか?)
- I agree with you.(賛成です)
- I see your point, but...(おっしゃることはわかりますが…)
聞き取れなかったとき
聞き取れなくても、あわてなくて大丈夫です。ビジネスの場でも、聞き返すのは普通のことです。
- Sorry, could you say that again?(すみません、もう一度言っていただけますか?)
- Could you speak a little more slowly?(もう少しゆっくり話していただけますか?)
- Let me make sure I understand.(確認させてください)
電話で話す
電話は、顔が見えないので、むずかしく感じる人が多いです。次の形を覚えておきましょう。
- This is Tanaka speaking.(田中です)
- May I speak to Mr. Smith?(スミスさんをお願いできますか?)
- Could you tell him I called?(私が電話したとお伝えいただけますか?)
- I'll call back later.(あとでかけ直します)
予定を決める・変える
- Are you free on Monday?(月曜日はお時間ありますか?)
- Could we move the meeting to Friday?(会議を金曜日に変えられますか?)
- I'm sorry, but I can't make it.(申し訳ありませんが、行けません)
これらのフレーズを、まずは5つだけ覚えてみましょう。たくさん覚えるより、使えるものを少しだけ持つほうが、仕事で役立ちます。
実際に話せるようになる練習方法
フレーズを覚えただけでは、実際には口から出てきません。声に出して練習することが大切です。
練習1:声に出して読む(音読)
覚えたフレーズを、毎日声に出して読みます。目で見るだけでなく、口を動かすことがポイントです。
最初は、1日5つのフレーズを、3回ずつ読むだけでかまいません。
練習2:自分の仕事に合わせて作りかえる
教科書のフレーズを、自分の仕事に合わせて作りかえましょう。
たとえば、「I work in the sales department.」を覚えたら、次のように変えてみます。
- I work in the accounting department.(経理部で働いています)
- I work in the design team.(デザインチームで働いています)
自分の言葉にすると、本番で出てきやすくなります。
練習3:場面を想像して、ひとり会話をする
会議や電話の場面を想像して、ひとりで会話の練習をします。
「相手がこう言ったら、私はこう言う」と、頭の中で決めておくのです。本番で「何を言えばいいんだろう」と迷う時間が、ぐっと減ります。
練習4:オンライン英会話で、実際に話す
話す練習は、実際に人と話すのがいちばんです。オンライン英会話なら、家にいながら、先生と話せます。
先生に「今日は会議の練習をしたいです」と伝えると、場面に合わせた練習ができます。ビジネス英会話のコースがあるサービスも多いです。内容や料金は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認しましょう。
練習5:練習の様子を録音して聞く
自分の英語をスマートフォンで録音して、聞き直してみましょう。「ここが聞きにくいな」と気づくだけで、上達が早くなります。
ビジネス英会話でやりがちな失敗と、その直し方
練習をするときに、ついやってしまう失敗があります。先に知っておくと、遠回りを防げます。
失敗1:完ぺきな文を作ろうとして、話せなくなる
文法を気にしすぎて、何も言えなくなる人は多いです。でも、仕事の場では、完ぺきな英語より、伝わる英語が大切です。
たとえば、少しまちがえても、「Meeting, Friday, OK?」のように、単語だけでも相手に通じます。まずは通じることを目指しましょう。
失敗2:日本語のまま、英語にしようとする
日本語の「よろしくお願いします」を、そのまま英語にしようとして、困る人がいます。実は、英語には、まったく同じ言葉がありません。
場面によって、言い方を変えます。
- メールの終わり → Thank you.(ありがとうございます)
- 初対面のあいさつ → Nice to meet you.(はじめまして)
- 仕事をお願いするとき → I'd appreciate your help.(助けていただけるとうれしいです)
失敗3:断るときに、はっきり言いすぎる
「No.」とだけ言うと、強く聞こえます。理由をそえたり、代わりの案を出したりしましょう。
- I'm sorry, but I can't do it by Friday. How about Monday?(申し訳ありませんが、金曜日までは難しいです。月曜日はいかがでしょうか?)
失敗4:丁寧にしようとして、長くなりすぎる
丁寧さは大切ですが、長い文は聞きにくいです。短く、はっきり、丁寧にが基本です。
失敗5:聞き返すのを、はずかしがる
わからないのに、「Yes」と答えてしまうのは、いちばん危険です。仕事の大きな間違いにつながります。聞き返すのは、はずかしいことではありません。確認する人は、むしろ信頼されます。
1日15分から始める!実践ビジネス英会話の勉強スケジュール
時間がない社会人の方でも続けられる、勉強のスケジュールを紹介します。
平日:1日15分
- 5分:前の日に覚えたフレーズを、声に出して復習する
- 5分:新しいフレーズを3つ覚える
- 5分:覚えたフレーズを使って、ひとり会話をする
通勤中や、お昼休みなど、すき間の時間に行えます。
週に1回:30分の話す練習
週に1回は、オンライン英会話などで、実際に人と話す時間を作りましょう。「今週覚えたフレーズを使う」と決めておくと、練習が目的のはっきりしたものになります。
月に1回:ふり返りの日
1か月に1回、自分がどのくらい話せるようになったかをふり返ります。最初の録音と、今の録音を聞き比べると、成長がわかります。
続けるコツ
- 「毎日やる」より、「時間を決める」ほうが続きます。
- できない日があっても、気にしません。次の日から再開すれば大丈夫です。
- 仕事で実際に使える場面をつくると、やる気が続きます。たとえば、「今日は会議で、I have a question. と言ってみる」と決めるのです。
3か月続ければ、「あ、前より言葉が出る」と感じる日が、きっと来ます。
まとめ:実践ビジネス英会話は「型」と「声に出す練習」で身につきます
実践 ビジネス 英会話 のポイントを、もう一度まとめます。
- ビジネス英会話は、かんたんな英語を、丁寧に使うことが基本
- 場面別のフレーズ(型)を、5つから覚えていく
- 覚えるだけでなく、声に出して練習する
- 完ぺきを目指さず、伝わる英語を目指す
- 聞き返すのは、はずかしいことではない
- 1日15分でも、続ければ必ず力がつく
英語が苦手でも、大丈夫です。仕事で使う英語は、かんたんな言い方のくり返しだからです。
まずは今日、「I have a question.」と「Could you say that again?」の2つを、声に出して5回読んでみてください。その小さな一歩が、自信のある実践の英会話につながります。
※オンライン英会話などのサービスの内容や料金は、変わることがあります。利用する前に、公式サイトで最新の情報をご確認ください。
