
TOEICを初めて受ける人向け勉強法!今日から始められる完全ガイド
はじめに
「TOEICを初めて受けることになったけれど、何から勉強すればいいのか分からない」「テスト自体がどんなものかも、よく知らない」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。TOEICは、就職活動や仕事のために受験する方が多い試験ですが、初めて挑戦するとなると、勉強法も分からず、戸惑ってしまうのは当然のことです。
この記事では、TOEICを初めて受ける方に向けた勉強法について、小学生でも理解できるように、分かりやすく丁寧に説明していきます。TOEICの基本的な知識から、初めての方がやるべき準備、具体的な勉強のステップ、パート別の対策方法まで、しっかりとお伝えします。
TOEICは、正しい勉強法を知って、順番通りに取り組んでいけば、初心者の方でも着実にスコアを伸ばすことができる試験です。この記事を読めば、今日から何をすればいいのか、迷わず行動できるようになりますよ。それでは、一緒に見ていきましょう。
TOEICとはどんな試験か知っておこう
初めてTOEICの勉強を始める前に、まずはTOEICがどのような試験なのかを理解しておくことが大切です。試験の全体像を知ることで、勉強の方向性も定めやすくなります。
TOEICの基本的な仕組み
TOEICは、英語のコミュニケーション能力を測定するための試験です。一般的に「TOEIC」と呼ばれているものは、正式には「TOEIC Listening & Reading Test」という名前で、リスニング(聞く力)とリーディング(読む力)の2つの技能を測定します。
試験の結果は、合格・不合格ではなく、10点から990点までのスコアという形で示されます。このスコアの仕組みが、英検などの合格・不合格形式の試験と大きく異なる点です。
試験の構成
TOEICの試験は、大きく分けて次の2つのセクションで構成されています。
- リスニングセクション:約45分間、100問
- リーディングセクション:75分間、100問
合計で約2時間、200問という、かなりボリュームのある試験です。初めて受ける方にとっては、この長さと問題数に驚くかもしれませんが、事前に形式を知っておくことで、落ち着いて臨むことができます。
パートごとの内容
TOEICは、リスニングとリーディングのそれぞれが、さらに細かいパートに分かれています。
リスニングセクション
- Part1:写真描写問題(写真を見て、内容に合う説明を選ぶ)
- Part2:応答問題(質問や発言に対する適切な応答を選ぶ)
- Part3:会話問題(2~3人の会話を聞いて質問に答える)
- Part4:説明文問題(アナウンスや説明文を聞いて質問に答える)
リーディングセクション
- Part5:短文穴埋め問題(文法・語彙の知識を問う)
- Part6:長文穴埋め問題(文章の流れを理解して穴埋めをする)
- Part7:読解問題(長文を読んで質問に答える)
初心者がまず知っておくべきこと
初めてTOEICを受ける方は、この試験の形式を知らないまま挑戦すると、時間配分がうまくいかなかったり、問題形式に戸惑ったりすることが多くあります。そのため、勉強を始める前に、まずは試験の全体像と、各パートの特徴をしっかりと理解しておくことが、効率的な勉強法の第一歩になります。
初めてTOEICを受ける前にやるべき準備
TOEICの勉強を始める前に、いくつか準備しておきたいことがあります。ここでは、初心者の方がまず取り組むべき準備について説明します。
現在の自分の実力を把握する
いきなり問題集を解き始める前に、まずは自分の今の英語力がどのくらいなのかを把握しておきましょう。以下のような方法で、実力を確認することができます。
- 市販の模擬試験を1回分解いてみる
- 無料の実力診断テストを利用する
- 中学・高校時代の英語の成績を振り返ってみる
自分の現在地を知ることで、どこから勉強を始めればよいのか、方向性が見えやすくなります。
目標スコアを決める
次に、自分がどのくらいのスコアを目指すのか、具体的な目標を設定しましょう。目標があることで、学習のモチベーションを維持しやすくなります。
- 就職活動でアピールしたい場合:600~700点程度
- 大学の単位認定のため:大学によって基準が異なるため確認が必要
- 自分の実力を試したいだけの場合:まずは無理のない現実的な目標を立てる
受験日を決めて申し込む
目標が決まったら、実際に受験する日程を決めて申し込みを行いましょう。先に受験日を決めてしまうことで、「この日までに準備をしなければ」という適度な緊張感が生まれ、学習のペースを作りやすくなります。
必要な教材をそろえる
学習を始める前に、最低限必要な教材をそろえておきましょう。初心者の方には、以下のような教材がおすすめです。
- 公式問題集(実際の試験と同じ形式で練習できる)
- 単語帳(TOEICによく出る単語をまとめたもの)
- 文法の基礎を復習できる参考書
学習時間を確保する計画を立てる
最後に、日常生活の中で、どのくらいの時間を学習に充てられるのかを考えておきましょう。
- 平日は1日30分、休日は1時間程度
- 通勤・通学時間を活用してリスニング学習を行う
- 週末にまとめて問題演習を行う
このように、事前の準備をしっかりと行っておくことで、その後の勉強がスムーズに進みやすくなります。準備を整えたら、いよいよ具体的な勉強のステップに進んでいきましょう。
初心者向けTOEIC勉強法の基本ステップ
ここでは、TOEICを初めて勉強する方に向けて、効率的な学習の進め方を、具体的なステップに分けて紹介します。このステップ通りに進めることで、無理なく着実にスコアアップを目指すことができます。
ステップ1:中学・高校レベルの基礎文法を復習する
TOEICで高いスコアを取るためには、まず基礎的な英文法をしっかりと理解しておくことが欠かせません。中学・高校で習った文法事項を、もう一度復習することから始めましょう。
- 時制(現在形、過去形、現在完了形など)
- 助動詞
- 受動態
- 比較表現
- 関係代名詞
基礎が不安な場合は、中学英語からやり直せる参考書を使うのもおすすめです。焦らず、土台をしっかりと固めることが大切です。
ステップ2:TOEIC頻出の単語を覚える
TOEICには、ビジネスシーンでよく使われる単語が多く出題されます。専用の単語帳を使って、頻出単語を覚えていきましょう。
- 1日20~30個を目安に、毎日コツコツ覚える
- 覚えた単語は、繰り返し復習して定着させる
- 単語だけでなく、簡単な例文と一緒に覚えると効果的
ステップ3:公式問題集で試験形式に慣れる
基礎的な文法と単語の学習が進んできたら、公式問題集を使って、実際の試験形式に慣れていきましょう。最初は時間を気にせず、1問ずつじっくり取り組んで問題ないです。
ステップ4:間違えた問題を復習する
問題を解いたら、必ず間違えた問題の復習を行いましょう。なぜ間違えたのか、正しい答えは何かを確認し、同じ間違いを繰り返さないようにすることが大切です。
ステップ5:時間を計って模擬試験に挑戦する
学習が進んできたら、実際の試験時間に合わせて、模擬試験形式の問題に挑戦してみましょう。時間配分の感覚をつかむことで、本番でも落ち着いて取り組めるようになります。
初心者がつまずきやすいポイント
初めてTOEICを勉強する方が、つまずきやすいポイントには以下のようなものがあります。
- リスニングのスピードについていけない
- 長文を最後まで読み切れない
- 時間内にすべての問題を解き終えられない
これらは、多くの初心者が経験することです。焦らず、繰り返し練習することで、少しずつ克服していくことができます。
パート別!初心者向け対策のポイント
TOEICは、パートごとに出題される内容や求められる力が異なります。ここでは、初心者の方が特に意識しておきたい、パート別の対策ポイントを紹介します。
リスニングセクションの対策
リスニングセクションでは、以下のポイントを意識して学習を進めましょう。
- Part1・Part2は比較的解きやすいため、確実に得点できるようにする
- Part3・Part4は、会話や説明文の流れを理解する練習が必要
- 英語の音声に耳を慣らすため、毎日少しずつリスニング教材を聞く習慣をつける
- 聞き取れなかった部分は、スクリプト(台本)を見て確認する
初心者のうちは、ナチュラルスピードの英語を聞き取ることが難しく感じるかもしれません。最初はゆっくりのスピードの教材から始めて、徐々に慣れていくことをおすすめします。
リーディングセクションの対策
リーディングセクションでは、以下のポイントを意識しましょう。
- Part5は文法・語彙の知識で解ける問題が多いため、確実に得点源にする
- Part6は文章のつながりを意識しながら解く練習をする
- Part7は長文なので、時間配分を意識しながら読む練習が必要
- 分からない単語があっても、文脈から意味を推測する練習をする
初心者の方は、Part7の長文問題で時間が足りなくなることがよくあります。まずはPart5・Part6でスピーディーに得点し、Part7に時間を残せるようにする戦略が効果的です。
時間配分の練習方法
TOEICは時間との勝負でもあるため、時間配分の練習も欠かせません。
- リーディングセクション全体を75分で解く練習を繰り返す
- パートごとに、目安となる時間を決めておく
- 分からない問題に時間をかけすぎず、次に進む判断力を養う
苦手分野を把握して重点的に対策する
模擬試験や問題演習を通して、自分がどのパートを苦手としているのかを把握しましょう。苦手なパートが分かれば、そこに学習時間を多めに配分することで、効率よくスコアアップを目指すことができます。
初心者におすすめの教材とスケジュールの立て方
最後に、初心者の方が実際にどのような教材を使い、どのようなスケジュールで学習を進めればよいのかを紹介します。
初心者におすすめの教材の種類
TOEICの勉強に使う教材は、大きく分けて以下のような種類があります。
- 公式問題集:実際の試験と同じ形式・難易度で練習できる、最も基本的な教材
- 単語帳:TOEIC頻出の単語をまとめた教材
- 文法参考書:基礎的な文法を分かりやすく解説した教材
- リスニング教材:音声を使って、聞く力を鍛える教材
- アプリ教材:隙間時間を使って、手軽に学習できる教材
初心者のうちは、あれこれ手を広げすぎず、まずは公式問題集と単語帳の2つを中心に学習を進めることをおすすめします。
1か月の学習スケジュール例
初めてTOEICを受験する方向けに、1か月間の学習スケジュールの例を紹介します。
- 1週目:基礎文法の復習、単語学習をスタート
- 2週目:単語学習を継続しながら、公式問題集のPart1~4(リスニング)に取り組む
- 3週目:公式問題集のPart5~7(リーディング)に取り組む
- 4週目:模擬試験形式で通しで解く練習をし、間違えた問題を総復習する
このように、段階を踏んで学習を進めることで、無理なく試験本番を迎えることができます。
継続するためのコツ
学習を継続するためには、以下のような工夫が役立ちます。
- 毎日決まった時間に学習する習慣をつける
- 学習の記録をつけて、自分の頑張りを可視化する
- 完璧を目指しすぎず、まずは続けることを優先する
- 学習仲間を見つけて、お互いに励まし合う
初めての受験に向けた心構え
初めてTOEICを受験する際は、緊張してしまうことも多いと思いますが、完璧を目指す必要はありません。まずは試験の形式に慣れること、そして自分の今の実力を知ることを目標に、リラックスして臨みましょう。1回目の結果を踏まえて、2回目以降でさらにスコアを伸ばしていけば十分です。
これらのポイントを意識しながら学習を進めることで、初めてのTOEICでも、自信を持って試験に臨むことができます。
まとめ
ここまで、TOEICを初めて受ける方に向けた勉強法について、詳しく説明してきました。最後に、大切なポイントをまとめておきましょう。
TOEICの勉強を始める前には、まず試験の全体像や出題形式を理解し、自分の現在の実力を把握することが大切です。目標スコアを設定し、必要な教材をそろえたら、基礎文法の復習、単語学習、公式問題集での演習という順番で、段階的に学習を進めていきましょう。
リスニングとリーディングでは、それぞれ意識すべきポイントが異なります。パートごとの特徴を理解しながら、自分の苦手分野を把握し、重点的に対策することで、効率よくスコアアップを目指すことができます。
初めての受験は、誰でも不安なものです。しかし、正しい勉強法を知り、段階を踏んで取り組んでいけば、着実に力をつけていくことができます。完璧を目指しすぎず、まずは試験に慣れることを目標に、リラックスして取り組んでみてください。
この記事で紹介した勉強法を参考に、今日からできることを一つずつ実践していきましょう。あなたの初めてのTOEIC受験が、良い結果につながることを心から応援しています。

