模試を使った英語の勉強法!受ける前・当日・受けた後でぐんぐん伸びる

模試を使った英語の勉強法!受ける前・当日・受けた後でぐんぐん伸びる

はじめに

「模試を受けても、点数や偏差値を見て終わってしまう」「英語の模試の結果が悪くて、どう勉強すればいいのか分からない」と悩んでいる受験生は多いのではないでしょうか。模試は、受けるだけでは力がつきません。実は、模試の「前」「当日」「後」の過ごし方で、英語の伸び方は大きく変わります。

この記事では、模試を使った英語の勉強法について、小学生でも理解できるように、分かりやすく丁寧に説明していきます。模試を勉強に活かす理由、受ける前の準備、当日の時間の使い方、受けた後の復習のしかた、結果の見方、そして長い目での計画の立て方まで、順番にお伝えします。

模試は、自分の弱点を教えてくれる、いちばん身近な先生です。この記事を読めば、次の模試が楽しみになるはずです。それでは、一緒に見ていきましょう。

英語の勉強に模試が役立つ理由

まず、「なぜ模試が英語の勉強に役立つのか」を知っておきましょう。理由が分かると、模試を受ける意味がはっきりして、やる気も上がります。

模試で分かること

模試を受けると、普段の勉強では気づきにくいことが見えてきます。

  • 今の自分の英語の実力(点数や偏差値の目安)
  • 得意な分野と苦手な分野(文法、長文、リスニングなど)
  • 時間が足りなくなるかどうか(時間配分の力)
  • 本番の雰囲気や、緊張したときの自分の状態

たとえば、「家で長文を解くと正解できるのに、模試では最後まで読み切れなかった」という場合は、実力ではなく、時間の使い方に課題があると分かります。こうした発見は、家で一人で勉強しているだけでは、なかなか得られません。

模試が「本番の練習」になる

模試は、本番とよく似た形式で出題されます。決まった時間の中で、知らない文章を読み、問題を解くという経験は、本番に向けた何よりの練習です。何度も経験することで、試験の場に慣れて、落ち着いて実力を出しやすくなります。

模試は「受けっぱなし」だともったいない

模試を受けて、結果を見て、そのまま閉じてしまうのは、とてももったいないことです。模試の本当の価値は、受けたあとの「見直し」にあります。間違えた問題には、自分の弱点がそのまま表れているからです。

この記事での考え方

この記事では、模試を次の3つの時期に分けて、勉強のしかたを説明します。

  • 受ける前:準備をして、力を出しやすくする
  • 受けている間:時間を上手に使い、実力を出し切る
  • 受けた後:復習と弱点対策で、次につなげる

3つのうち、いちばん大切なのは、受けた後の復習です。次の見出しから、順番に見ていきましょう。

模試の前にやっておきたい英語の勉強法

模試の前の準備によって、当日に出せる力が変わります。ただし、模試の前だけ急に詰め込む必要はありません。ここでは、無理なくできる準備を紹介します。

模試の範囲と形式を確認する

まず、受ける模試がどんな内容なのかを確認しましょう。

  • 試験の時間と、問題の数
  • 出題される分野(文法、長文読解、リスニング、英作文など)
  • 出題範囲(習った内容のどこまでが出るか)
  • 記述式かマーク式か

形式が分かると、「どこに時間をかければいいか」が見えてきます。

単語と文法の基本を見直す

模試の前は、新しいことを増やすよりも、今まで学んだ基本を見直すほうが効果的です。

  • 単語帳で、間違えやすい単語だけをもう一度確認する
  • 文法のノートや、前回の模試で間違えた問題を読み返す
  • 毎日10分でもいいので、英文を声に出して読む

たとえば、1週間前から毎日、単語を20個ずつ見直すだけでも、当日の安心感が大きく変わります。

時間を計って問題を解く練習をする

模試では、時間が足りなくなる人が多くいます。普段から、時間を計って問題を解く習慣をつけましょう。

  • 長文は、1題あたりの目標時間を決めて解く
  • 時間が来たら、解き終わっていなくても次に進む練習をする
  • 解く順番を決めておく(得意な問題から解くなど)

前日と当日の朝の過ごし方

  • 前日は、早めに寝て、しっかり睡眠をとる
  • 新しい教材に手を出さず、軽い復習にとどめる
  • 持ち物(筆記用具、時計、受験票など)をそろえておく
  • 当日の朝は、英語の音声を聞いたり、単語を軽く見たりして、頭を英語モードにしておく

気持ちの準備

模試は、本番ではありません。「今の弱点を見つける日」と考えて、気楽に受けましょう。点数が悪くても、それは「伸びしろが見つかった」ということです。

模試当日の英語の受け方と時間の使い方

模試当日は、持っている力を出し切ることが目標です。ここでは、英語の模試の受け方と、時間の使い方のコツを紹介します。

最初に全体を見わたす

問題用紙をもらったら、すぐに解き始めるのではなく、まず全体をざっと見わたしましょう。

  • 大問がいくつあるかを確認する
  • 長い文章や、むずかしそうな問題の場所を知っておく
  • 時間をどう配分するか、頭の中で大まかに決める

たとえば、「大問1と2は文法なので短時間で、大問3の長文に時間を多めに使おう」と決めておくだけで、落ち着いて進められます。

時間配分を決めて守る

英語の模試では、時間配分がとても大切です。

  • 各大問に使う時間の目安を、あらかじめ決めておく
  • 時間をかけすぎた問題は、いったん飛ばして先に進む
  • 最後の5分から10分は、見直しや、空欄の確認に残しておく

分からない問題に時間を使いすぎて、後ろの問題が解けなくなるのは、いちばんもったいない失敗です。

長文読解のコツ

長文では、次のような方法が役に立ちます。

  • 最初に設問をざっと読んで、何を聞かれるかを知ってから本文を読む
  • 分からない単語があっても、前後の文から意味を想像して読み進める
  • 段落ごとに、「何について書いてあるか」を一言でメモする

リスニングのコツ

  • 音声が流れる前に、選択肢をできるだけ先に読んでおく
  • 聞き取れなかった問題は、いつまでも考えず、次の問題に切り替える
  • 大事な数字や名前は、簡単にメモをとる

解いている間に印をつける

自信がなかった問題や、時間が足りなくて飛ばした問題に、小さく印をつけておきましょう。あとで復習するときに、「どこでつまずいたのか」がすぐに分かります。この印が、復習のときの大切な手がかりになります。

緊張したときの対処法

頭が真っ白になったときは、深呼吸を1回して、「分かる問題から解こう」と気持ちを切り替えましょう。全部できなくても大丈夫です。取れる問題を確実に取ることが大切です。

模試のあとの復習が一番大切!英語の見直し方

模試の勉強法の中で、いちばん効果が大きいのが、受けた後の復習です。模試は、受けた当日から数日のあいだに復習をすると、記憶が新しいので、効果が高くなります。

復習はできるだけ早く始める

忘れないうちに、模試のあと1日から3日以内に、復習を始めましょう。問題を解いたときの気持ちや、迷った場所を覚えているうちのほうが、間違いの理由を見つけやすくなります。

まず、間違いの理由を分ける

間違えた問題を見たら、「なぜ間違えたのか」を次のように分けてみましょう。

  • 単語の意味を知らなかった
  • 文法のルールを忘れていた、または勘違いしていた
  • 文章の意味は分かったけれど、選択肢の選び方を間違えた
  • 時間が足りなくて、最後まで解けなかった
  • 聞き取れなかった(リスニング)
  • うっかりミス(読み間違い、書き間違い)

理由が分かると、次に何をすればいいかも分かります。単語が原因なら単語の勉強、文法が原因なら文法の復習、というように、対策が決まります。

復習ノートを作る

間違えた問題は、ノートにまとめておくと、あとで見直しやすくなります。

  • 問題の番号と、間違えた理由
  • 正しい答えと、そうなる理由
  • 新しく知った単語や表現
  • 次に同じ問題が出たら、どう考えるか

ノートは、きれいに書く必要はありません。自分が見て分かれば大丈夫です。

もう一度、解き直す

解説を読んだだけで終わらず、数日たってから、同じ問題をもう一度解いてみましょう。解けるようになっていれば、しっかり身についた証拠です。まだ間違えるなら、もう一度、理由を考え直します。

長文は音読して理解を深める

模試の長文は、復習にとても役立つ教材です。

  • 意味が分からなかった部分を、辞書や解説で確認する
  • 内容を理解したうえで、声に出して音読する
  • 知らなかった単語は、例文ごと覚える

音読を繰り返すと、英語を読むスピードも上がっていきます。

正解した問題も確認する

「勘で当たった問題」は、実力ではないので、一緒に見直しましょう。なぜその答えになるのかを説明できるか、確認することが大切です。

模試の結果の見方と弱点対策

模試が返ってきたら、点数や偏差値だけを見て終わらせないようにしましょう。ここでは、結果の見方と、弱点対策への活かし方を紹介します。

点数や判定に一喜一憂しすぎない

模試の点数や判定は、そのときの調子や、問題との相性でも変わります。一度の結果で、「もうだめだ」と落ち込む必要はありません。反対に、良い結果が出ても、安心しすぎないことが大切です。

大切なのは、複数回の結果を比べて、全体の流れを見ることです。

分野ごとの結果を見る

模試の成績表には、分野ごとの点数や正答率が出ていることが多くあります。

  • 点数が低い分野は、これから伸ばせる部分
  • 大きく失点した問題の種類は、優先して対策する
  • 周りの正答率が高いのに間違えた問題は、基本の見直しが必要

たとえば、「長文は取れているのに、文法で点を落としている」と分かれば、文法に時間を多く使うと決められます。

弱点対策のリストを作る

結果を見たら、次にやることをリストにしましょう。

  • 単語:間違えた単語や、知らなかった単語を、毎日少しずつ覚える
  • 文法:間違えた分野の文法を、参考書で復習する
  • 長文:毎日1題、時間を計って解き、見直しをする
  • リスニング:毎日10分、音声を聞いて、聞き取れなかった部分を確認する

やることは、欲張らず、3つほどに絞ると続けやすくなります。

前回の模試と比べる

前回の模試と比べて、「できるようになったこと」を探してみましょう。点数が少ししか上がっていなくても、「前は時間切れだった長文を、最後まで読めた」など、成長は必ず見つかります。小さな成長を見つけると、やる気が続きます。

先生に相談してみる

結果の見方や、弱点対策に迷ったときは、学校の先生や塾の先生に相談してみましょう。自分では気づかなかったアドバイスをもらえることがあります。

模試を使った長期の英語勉強計画の立て方

模試は、一回ずつで考えるのではなく、長い勉強計画の中の「チェックポイント」として使うと、さらに効果が高まります。ここでは、模試を軸にした、英語の勉強計画の立て方を紹介します。

模試の日程を先にカレンダーに書く

まず、これから受ける模試の日程を、すべてカレンダーに書き込みましょう。模試が決まると、そこに向けて、「いつまでに何を終わらせるか」を逆算して考えられます。

「模試から模試まで」を1つの単位にする

模試と模試のあいだを、1つの勉強期間として考えます。

  • 模試の直後:復習と弱点の整理(1週間ほど)
  • 中盤:弱点対策と、基礎の積み上げ
  • 模試の1週間前:総復習と、時間を計った演習

この流れを繰り返すことで、模試のたびに、少しずつ力が伸びていきます。

目標を小さく決める

「次の模試で偏差値を大きく上げる」といった大きな目標だけでなく、次のような具体的で小さな目標も決めましょう。

  • 長文を、時間内に最後まで読み切る
  • 文法問題の正答率を、前回より上げる
  • 単語帳を、1冊終わらせる

達成できたかどうかが分かりやすい目標のほうが、続けやすくなります。

無理のないペースで続ける

模試の前だけ、急にたくさん勉強しても、長くは続きません。毎日少しずつ、無理のない量を続けることが、結果として一番の近道です。

ストレスをためすぎない

受験勉強は長く続くので、休むことも大切です。睡眠をしっかりとり、好きなことをする時間も作りましょう。心と体の調子が整っていると、勉強の効率も上がります。

模試を「味方」にする気持ちで

模試は、自分を評価するためだけのものではありません。弱点を教えてくれて、次にやることを示してくれる、頼もしい味方です。うまくいかなかったときも、「次に活かせる材料が増えた」と前向きに考えましょう。

まとめ

ここまで、模試を使った英語の勉強法について、詳しく説明してきました。最後に、大切なポイントをまとめておきましょう。

模試は、今の英語の実力や弱点を知り、本番の練習もできる、とても便利な機会です。ただし、受けるだけでは力がつきません。受ける前、当日、受けた後の3つの時期に分けて、それぞれ工夫することが大切です。

  • 受ける前:試験の形式を確認し、単語と文法の基本を見直し、時間を計って解く練習をする
  • 当日:最初に全体を見わたし、時間配分を決めて、分からない問題は飛ばして進む
  • 受けた後:早めに復習を始め、間違いの理由を分けて、ノートにまとめ、もう一度解き直す
  • 結果を見るとき:点数に一喜一憂せず、分野ごとの弱点を見つけて、対策リストを作る

そして、模試と模試のあいだを1つの勉強期間として考え、小さな目標を積み重ねていくことで、英語の力は着実に伸びていきます。

模試の結果がうまくいかなかったときも、落ち込みすぎる必要はありません。それは、「伸ばせるところが見つかった」ということだからです。この記事を参考に、次の模試を、成長のチャンスとして活用してくださいね。あなたの英語の勉強が、実を結ぶことを心から応援しています。

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